海外宝くじ

海外宝くじのトラブル、県内で急増 ダイレクトメールで勧誘

 法に触れる恐れがあるダイレクトメールを使った海外宝くじの勧誘をめぐるトラブルが、徳島県内で急増している。四月以降、県消費者情報センターに寄せられた相談件数は四十件(九月末現在)に達し、過去最高だった昨年度の五十一件を上回るペースで推移している。

 海外宝くじをめぐる相談は、センターに残っている記録でも一九九八年度からと古く、再三にわたって「刑法に違反する行為であり、購入者も罰せられることになる」と警鐘を鳴らしてきた。

 しかし、相談件数は二〇〇二年度から急増。大半は高齢者で、今年四−九月に寄せられた四十件のうち、三十一件は六十歳以上だった。

 内容はシンガポールやオーストラリア、カナダなどで売られている宝くじの購入を持ちかけ、金を振り込むと大金が得られるかのように言葉巧みに勧誘するケースが目立つ。中にはフランスの宝くじ購入を誘いながら、連絡先はドイツの私書箱になっているという不審なダイレクトメールもあった。

 センターには「一度送金したら次々と督促がきて困っている」「クレジットカードでの決済にしたら料金の引き落としが止まらなくなった」などの相談が寄せられている。中には、損失額の累計が数百万円に上る深刻なケースも出ているという。

 センターは「購入を申し込むだけでも、さらなる個人情報の流出につながる恐れがある。お年寄りの中には違法行為との認識がない人も多く、トラブルが起こっても解決は難しい。一切かかわらないようにしてほしい」と呼び掛けている。
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